本地物
ほんじ もの ―ぢ ― 0 【本地物 】本地垂迹思想を基盤に成立した文芸作品 。鎌倉時代の神 仏 社寺の縁起 ,高僧伝 ,室町時代の御伽草子の一類 ,江戸時代の神 仏 社寺の縁起を基にした語り物 読本など 。狭義には ,「物臭太郎 」「梵天国 」「熊野の本地 」など御伽草子のものをさす 。