札差
ふださし 4 0 【札差 】〔受取人の名を記した札を蔵役所の藁苞 (わらづと )に差したことから 〕江戸時代 ,旗本 御家人の俸禄たる蔵米の受領から換金に至る一切の手続きの請負を業務とした ,浅草蔵前在住の商人に対する呼称 。本業よりもむしろ旗本 御家人を対象とする高利の金融によって巨利を得たが ,幕府倒壊とともに廃絶した 。