Sanseido Dictionary
案山子
あんざんし 3 【案山子 】かかし 。
案山子
かかし 0 【〈案山子 〉・鹿 驚 】〔「かがし 」とも 。「嗅 (かが )し 」の転か 〕① 鳥獣が田畑を荒らすのを防ぐために ,獣肉 魚の頭 毛髪などを焼いて串 (くし )に刺して立て ,その悪臭で追い払うもの 。しかおどし 。かがせ 。② 作物を荒らす鳥獣を脅すため ,田畑に立てる人形 。そおず 。季 秋 「秋風の動かして行く ―かな 」蕪村
案山子
そおず そほづ 【〈案山子 〉】〔「そおど 」の転 〕かかし 。「あしひきの山田の ―」〈古今和歌集 雑体 〉
案山子
そおど そほど 【〈案山子 〉】かかし 。そおず 。「少名毘古那の神を顕はし白 (もう )せし謂はゆる久延毘古は ,いまに山田の ―といふぞ 」〈古事記 上 〉