桐壺の帝
きりつぼ のみかど 【桐壺の帝 】源氏物語の作中人物 。光源氏 朱雀帝 八の宮の父 。また ,冷泉帝の表面上の父 。物語の冒頭よりすでに在位し ,花の宴の巻と葵の巻の間で譲位 ,賢木 (さかき )の巻で崩御 。桐壺の更衣を愛し ,その死後 ,藤壺を入内 (じゆだい )させる 。