Sanseido Dictionary
桜川
さくらがわ さくらがは 【桜川 】茨城県西部の市 。南東部に筑波山 加波山などがあり ,ほぼ中央を桜川が南北に流れる 。石材を産出し ,特に真壁地区の御影石が有名 。
桜川
さくらがわ さくらがは 【桜川 】江戸後期に興った吉原の幇間 (ほうかん )の苗字 。戯作者桜川慈悲成 (じひなり )の門弟甚好 (じんこう )善好 (ぜんこう )が幇間として名乗る 。のち一派をなして幇間といえば桜川をさすようになった 。
桜川
さくらがわ ―がは 【桜川 】能の一 。四番目物 。世阿弥作か 。貧窮のため身を売った少年桜子 (さくらご )は ,それを知って驚き悲しみ子を求めて故郷をさまよい出た母に ,三年の後常陸 (ひたち )国桜川のほとりで再会する 。