正気の歌
せいき のうた 【正気の歌 】① 中国 ,南宋末の詩人文天祥が ,元軍と戦って捕らえられ ,1280年頃大都の獄中で作った五言古詩 。正気が存在する限り正義は不滅であるとし ,民族の前途に対する確信を歌った 。② 藤田東湖が作った五言古詩 。「和文天祥正気歌 」と題し幕末の尊皇派の士気を大いに高めた 。吉田松陰 広瀬武夫にも同名の作がある 。