Sanseido Dictionary
正法眼蔵
しょうぼう げんぞう しやうぼふ ―ざう 5 【正法眼蔵 】① 真理を見通す知恵の眼によって悟られた秘蔵の法 。「仏の ―,ねはん妙心の所をも迦葉ひとりこそ破顔微咲 (みしよう )し給ひしか 」〈ささめごと 〉② 書名 (別項参照 )。
正法眼蔵
しょうぼうげんぞう しやうぼふげんざう 【正法眼蔵 】① 道元著の法語集 。1231 ~53年にわたるもので ,八七巻 ,また九五巻とも 。禅の本質 規範を述べた曹洞宗の根本経典 。永平正法眼蔵 。② 宋の宗杲 (そうごう )大慧の法語を侍者沖密慧然が集録した書 。六巻 。1147年成立 。
正法眼蔵随聞記
しょうぼうげんぞう ずいもんき しやうぼふげんざう ―【正法眼蔵随聞記 】懐奘 (えじよう )が ,師道元が日常その門下に行なった説示を筆録したもの 。六巻 。嘉禎年間 (1235 〜1238 )成立 。