殿上童
てんじょう わらわ ―じやう わらは 【殿上 童 】① 公卿の子で ,宮中の作法を見習うために ,元服前に殿上を許されて出仕する少年 。上童 (うえわらわ )。「大きにはあらぬ ―の ,さうぞき立てられて 」〈枕草子 151 〉② →小舎人 (こどねり )1 に同じ 。「―につかひ給ける年十さいばかりなる 」〈宇津保物語 藤原君 〉