Sanseido Dictionary
水鏡
すいきょう ―きやう 0 【水鏡 】① 水面に物の影がうつって見えること 。みずかがみ 。② 〔世説新語 賞誉 〕(水がありのままに物の姿をうつすように )おこないを正しくし ,人の模範となること 。また ,その人 。
水鏡
みずかがみ みづ ― 3 【水鏡 】水面に姿が映ること 。また ,鏡のように水面に姿を映して見ること 。
水鏡
みずかがみ みづかがみ 【水鏡 】歴史物語 。三巻 。作者は中山忠親とする説が有力だが未詳 。一二世紀末に成立 。「大鏡 」の形式にならい ,「大鏡 」が記述した以前の神武天皇から仁明天皇までの約1500年間の歴史を編年体で記す 。「扶桑略記 」などを資料としており ,仏教説話を多く取り入れている 。四鏡の一 。