法然上人絵伝
ほうねん しょうにんえでん ほふねん しやうにんゑでん 【法然上人絵伝 】法然の行状を中心に描いた絵巻物 。1237年撰述の 「伝法絵流通 」が最も古く ,弘願本 ,増上寺本 ,覚如撰の 「拾遺古徳伝 」などを経て ,徳治年間 (1306 〜1308 )頃 「法然上人行状絵図 」四八巻 (知恩院蔵 )として集大成された 。法然伝のほか ,浄土宗確立の過程 ,法然の教説など内容は多岐に及ぶ 。