泡斎念仏
ほうさい ねんぶつ はうさい ― 5 【泡斎念仏 】念仏踊りの一種 。花や唐草のようなものを飾った笠の縁に布を垂れ ,太鼓を担いで鉦 (かね )を手にし ,一団となって激しく踊りながら米や銭を乞い歩いたもの 。慶長 (1596 〜1615 )頃 ,常陸国の泡斎という僧が寺院建立のために行なったことから始まるという 。初めは僧形であったが ,のちには俗体の芸人が踊った 。