浮き世は牛の小車
浮き世は牛の小車 (おぐるま )〔「牛 」に 「憂し 」をかけ ,浮世の変転するのを 「車 」にたとえる 〕この世はつらく苦しいことばかりが巡ってくるものである 。「―の廻るや ,報なるらん 」〈謡曲 葵上 〉