浮世川
うきよ がわ ―がは 【浮世川 】① 〔転変きわまりないさまを川にたとえる 〕この世 。「息災でゐる事か ,または ―の水の泡とも消えし事か 」〈浮世草子 好色敗毒散 〉② 〔情におぼれやすいことを川にたとえる 〕恋情 。「君がつれなき言の葉も思ひまはせば御仏の教にのがる ―」〈浄瑠璃 吉野忠信 〉