浮雲

うきぐも 【浮雲 】小説 。二葉亭四迷作 。1887 （明治20 ）～89年発表 。未完 。知識青年内海文三を通して明治の文明 風潮を批判し ，自我の目覚めと苦悩とを写実的に描く 。言文一致体による近代写実小説の先駆 。

浮雲

うきぐも 【浮雲 】映画 。成瀬巳喜男監督 。1955 年 （昭和 30 ）公開 。林芙美子の小説を映画化したもの 。妻ある男を愛して追いかける女の悲劇 。冷静に事物をとらえた演出で世界的に評価が高い 。

浮雲

ふうん 0 【浮雲 】空に浮かんでいる雲 。うきぐも 。はかなくて頼りないもの ，確かでないこと ，などにいう 。「―のはかなきよりもはかなく 」〈思出の記 蘆花 〉