滝口入道
たきぐちにゅうどう ―にふだう 【滝口入道 】① 平安末期の僧 。本名 ,斎藤時頼 。はじめ滝口の武士で平重盛の臣 。建礼門院の雑仕横笛に恋慕 ,父に反対されて出家 。のち高野山で行いすまし ,平維盛入水の導師となった (平家物語 )。② 小説 。高山樗牛 (ちよぎゆう )作 。1894年 (明治27 )発表 。平家物語の ① の話を潤色 。