物部尾輿
もののべ のおこし ―をこし 【物部尾輿 】六世紀中頃 ,欽明天皇の大連 (おおむらじ )。守屋の父 。大伴金村の朝鮮政策の失敗を責めて ,これを引退に追い込み ,また仏教信仰の受容をめぐって新興氏族の蘇我稲目 (そがのいなめ )と対立 ,排仏を主張したという 。生没年未詳 。