玉藻なす
たまも なす 【玉藻なす 】(枕詞 )「藻 」の形状から比喩的に 「靡 (なび )く 」「寄る 」「浮かぶ 」にかかる 。「―なびき寝し児を深海松 (ふかみる )の深めて思へど 」〈万葉集 135 〉「―か寄りかく寄りなびかひし夫の命の 」〈万葉集 194 〉「もののふの八十宇治川に ―浮かべ流せれ 」〈万葉集 50 〉