町奉行
まちぶぎょう ―ぶぎやう 3 【町奉行 】近世における武家の職制の一 。特に ,江戸幕府が直轄下の主要都市 (江戸 大坂 京都 駿府など )に設置した老中直属の行政官をいう 。町方の行政 司法 警察を担当し ,大坂 京都の場合は近国に散在する天領の支配 管轄権をも委ねられていた 。単に町奉行といえば江戸町奉行をさし ,他の町奉行はそれぞれの地名を冠して呼ばれた 。