Sanseido Dictionary
発起
はっき 1 【発起 】(名 )スル →ほっき (発起 ) に同じ 。「疾病の心中より ―するは 」〈世路日記 香水 〉
発起
ほっき 0 【発起 ・発企 】(名 )スル ① 新しい事を企てること 。「自ら首唱 ―して 」〈緑簑談 南翠 〉② 信仰心をおこして出家すること 。仏を信ずるようになること 。発心 。「就 (なかんずく )本願皇帝 ―の叡念は大悲普現の観自在弘誓の海これ深く 」〈源平盛衰記 24 〉③ あきらめること 。我を折ること 。「おのれと ―し 」〈浮世草子 新色五巻書 〉④ 物事のはじめ 。特に ,仏典の本文の初めの部分 。「観経の ―には …を説いたり 」〈妻鏡 〉