直観主義
ちょっかん しゅぎ ちよくくわん ― 5 【直観主義 】① 認識に関して ,思惟よりも直観を重視する立場 。② 倫理学で ,善悪の道徳的判断は理性ではなく情緒的 知的直観によって可能となるとする説 。功利主義とともにイギリス倫理学説の底流をなす 。直覚説 。③ 〘数 〙 数学基礎論で ,ヒルベルトらの形式主義に対抗し ,数学的直観が数学を導くと考えるブラウアーらの立場 。排中律の機械的な使用を認めないなど ,通常の論理と多少異なる 。