真木柱
まきばしら 【真木柱 ・槙 柱 】一 (名 )① 檜 (ひのき )や杉でできた柱 。「寄り居たまへりつる ―もしとねも 」〈源氏物語 東屋 〉② 源氏物語の巻名 。第三一帖 。また ,髭黒と北の方との間の長女の名 。二 (枕詞 )真木柱は太いものであることから ,「ふとし 」にかかる 。「―太き心はありしかど 」〈万葉集 190 〉