紐鏡
ひもかがみ 【紐 鏡 】一 3 (名 )① 紐のついた ,小さな鏡 。② 本居宣長の著書 「てにをは紐鏡 」の略称 。二 (枕詞 )鏡の紐をとくなの意の 「紐鏡な解き 」との音の類似から地名 「能登香 (のとか )の山 」にかかる 。「―能登香の山の誰がゆゑか君来ませるに紐解かず寝む 」〈万葉集 2424 〉