素襖
すおう 2 ―あを 【素 襖 】―はう 【素 袍 】襖 (おう )系の衣服 。直垂 (ひたたれ )大紋 (だいもん )のもとと思われる 。支配者層の変化により ,庶民の平服であったものが武士の常服となり ,江戸時代には下級武士の礼服となった 。本来 ,麻の単 (ひとえ )で ,胸紐 (ひも )菊綴じに革を用いる 。袴は共布で腰紐も共布を使う 。通常は半袴を用い ,礼装の際は長袴を用いた 。