経国集
けいこくしゅう ―しふ 【経国集 】勅撰漢詩文集 。二〇巻 。現存六巻 。淳和天皇の命を受け ,良岑 (よしみね )安世が滋野貞主 菅原清公らと撰 。827年成立 。嵯峨天皇 石上宅嗣 (いそのかみのやかつぐ )淡海三船 (おうみのみふね )空海らの詩文を収める 。六朝 (りくちよう )詩 唐詩の影響を受け ,平安時代詩文の隆盛を示す 。