経験批判論
けいけん ひはんろん 6 【経験批判論 】アベナリウスらによって ,一九世紀後半に唱えられた実証主義的哲学 。経験内容から形而上学的仮定や個人的要素を除去して主客未分の純粋経験をもとめ ,それに基づいて世界像を構成しようとする立場 。唯物論と観念論の対立を超えると主張するが ,レーニンはこれを一種の主観的観念論であるとして批判する 。