胡蝶の夢
こちょう のゆめ ―てふ ―【胡 蝶 の夢 】〔荘子が ,蝶となり百年を花上に遊んだと夢に見て目覚めたが ,自分が夢で蝶となったのか ,蝶が夢見て今自分になっているのかと疑ったという 「荘子斉物論 」の故事による 〕① 夢と現実との境が判然としないたとえ 。② この世の生のはかないたとえ 。「春の夜のひと時 ,―の戯れに 」〈謡曲 船橋 〉