能舞台
のうぶたい 3 【能舞台 】能 狂言の専用舞台 。舞台 後座 橋懸かり 鏡の間などから成る 。舞台は太い四本の柱に囲まれ ,三方をあけ放した三間四方の竪板張りの建築で ,屋根がある 。正面前方には階段があり ,右方は勾欄 (こうらん )をめぐらす 。左手楽屋から舞台に通じる廊下を橋懸かりといい ,その出入り口に揚げ幕をつり ,板張りの鏡の間と隔てる 。床下には足踏みの音を共鳴させるために瓶 (かめ )を置く 。