臆病口
おくびょう ぐち ―びやう ― 3 【臆病口 】① 能舞台正面の鏡板の向かって右わきにある ,切り戸口の別称 。 →能舞台 ② 歌舞伎で ,能舞台を模した装置 (松羽目 )を施した場合 ,上手 (かみて )奥にある引き戸の小さい出入り口 。古くは上下の大臣柱の後ろの出入り口をいい ,黒幕を張ってあった 。