自然状態
しぜん じょうたい ―じやう ― 4 【自然状態 】社会契約説において ,個人相互の社会契約に基づく国家の形成以前に ,諸個人が置かれていると論理的 歴史的に想定される状態 。自然権の無制限な行使による戦争状態であるとしたり (ホッブス ),理性によって生活を営む自由で平等な状態であるとする (ロック )など論者によって異なる 。