色葉字類抄
いろはじるいしょう ―せう 【色葉字類抄 】平安末期の辞書 。二巻または三巻 。橘忠兼編 。天養 治承年間 (1144 〜1181 )に成立 。当時の文書 変体漢文などに用いられる語句を ,頭音によって 「いろは 」四七部に分け ,各部はさらに意味によって天象 地儀など二一門に分ける 。「伊呂波字類抄 」一〇巻は ,これを鎌倉初期に増補したもの 。