菖蒲革
しょうぶ がわ しやう ―がは 0 【菖 蒲 革 】〔「しょうぶかわ 」とも 〕① 染め革の一 。藍地 (あいじ )に ,菖蒲の花と葉を白く染めた鹿のなめし革 。多く武具に用いられた 。のちには小紋染めの革の総称 。② ① の模様を染めた布 。足軽の袴地などに用いた 。また ,足軽のこと 。「御門番の ―にお薬をかつて 」〈洒落本 南客先生文集 〉