螺鈿
らでん 0 1 【螺 鈿 】漆工芸技法の一 。貝殻の真珠光を放つ部分を磨 (す )り平らにして細かく切り ,文様の形に漆器や木地にはめこんで装飾するもの 。中国唐代に発達 ,日本へは奈良時代に伝来 ,平安時代には盛んに蒔絵 (まきえ )に併用された 。薄い貝を用いたものは特に青貝ともいう 。摺 (す )り貝 。「―細工 (ざいく )」