Sanseido Dictionary
詰め
つめ 2 【詰 め 】① 詰めること 。② 物のすき間などに詰めるもの 。「箱の ―」③ 端 。きわ 。「橋の ―の番小屋 」④ →お詰め ⑤ 将棋で ,勝負のつきそうな最後の局面 。転じて ,物事の最終段階 。「―で手が狂う 」⑥ 〔「煮詰め 」の略 〕穴子 (あなご )の煮汁などを煮詰めたたれのこと 。鮨屋 (すしや )などでは穴子や蝦蛄 (しやこ )の表面に塗る 。⑦ 〔振袖に対する脇詰めの意 〕年増の女 。「枕のお伽が御用ならば振袖なりと ―なりと 」〈浄瑠璃 丹波与作待夜の小室節 中 〉
詰め
づめ 【詰 め 】① 名詞の下に付く 。箱や容器の中に入れること ,その中に入っていること ,そのように ,いっぱいに入れてあることなどの意を表す 。「箱 ―にする 」「びん ―のジャム 」もっぱらそれをもって判断する意を表す 。「理 ―に考える 」そこを仕事場としていることを表す 。「警視庁 ―の記者 」それに近い場所であることを表す 。「橋 ―」「西 ―」② 動詞の連用形の下に付いて ,その動作 状態を続けることを表す 。「歩き ―」「終点まで立ち ―だった 」