説経節
せっきょう ぶし ―きやう ― 0 【説経節 】語り物の一 。説経 ① が平俗化 ,音曲芸能化されたもので ,室町末期から江戸初期には ,三味線を伴奏に操り人形と提携し ,説経の座を興行した 。全盛期は万治 寛文 (1658 〜1672 )頃で ,宝永 正徳 (1704 〜1715 )頃には義太夫節に圧倒されて衰微した 。代表的な曲を五説経という 。研究上は古浄瑠璃の一種として扱われる 。説経 。説経浄瑠璃 。 →五説経