Sanseido Dictionary
調法
ちょうほう てうはふ 【調法 】一 1 (名 形動 )スル 文 ナリ 〔本来 「重宝 」と書くべき語であるが ,「ちょうほう 」と 「てうはふ 」の音韻上の区別がなくなって混同されたもの 〕 →ちょうほう (重宝 ) に同じ 。「―な道具 」「大変 ―している 」「髱挿 (たぼさし )だの張籠だのと ―なことになりました 」〈滑稽本 浮世風呂 2 〉二 0 1 (名 )スル ① しらべ考えること 。料簡 。② ととのえること 。準備すること 。「―ノ良イ人 」〈日葡辞書 〉③ 食事の用意をすること 。調理 。料理 。「肴ヲ ―スル 」〈日葡辞書 〉
調法
ちょうほう てうほふ 0 【調法 】〔「ちょうぼう 」とも 〕調伏 (ちようぶく )のための呪法 。調伏法 。「御命も今夜に窮まつて候程に ,それがしが ―には叶ひ難く候 」〈謡曲 鉄輪 〉