谷行
たにこう ―かう 0 【谷行 】修験者が峰入りの時 ,同行中の病人を掟によって谷間へ突き落として行ったこと 。
たにこう たにかう 【谷行 】能の一 。四番目 五番目物 。伝金春禅竹 (こんぱるぜんちく )作 。大和国葛城山へ峰入りした帥 (そつ )の阿闍梨 (あじやり )は病を得た愛童松若を掟によって谷行に処すが ,役 (えん )の行者に祈ると ,鬼神が蘇生した松若を伴って現れる 。