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踏む

0 踏む 五 [四 ]物の上に足を置いて ,体重をかける 。足でその上に乗る 。影を 足を まれる 刈株 (かりばね )に足 ましむな履 くつ はけわが背 万葉集 3399 (特別な仕方で )足を地面におろす 。地団駄を 四股 しこ ステップを 二の足を 足で押さえることによってある仕事などをする 。ペダルを ミシンを 麦を 実際に ,その場に行き ,立つ また 歩く 故国の土を (「履む 」とも書く )物事を実際に行う 。経験する 。初舞台を 場数を (「履む 」とも書く )規範 道徳などにのっとる 。手本にならって行う 。正規の手続きを 段階を 正義を んで大に輿論を喚起さうと 社会百面相 魯庵 見当をつける 。評価する 。ざっと んでも一億は下らない 素人ではないと (「韻を踏む 」の形で )押韻をする 。地位などを引き継ぐ 。位につく 。血統 ちすじ 三人で此家を めば大丈夫 塩原多助一代記 円朝 九五の天位を ませ給ふべき所を 太平記 20 借金 代金などを支払わない 。人に損をかける 。前借を んで ,どことも知らず姿を消してしまい 縮図 秋声 人に恥をかかせる 。顔をつぶす 。朱大を まんとて同町の女郎となじみ 洒落本 蕩子筌枉解 〔地を踏むの意から 〕歩く 行く 御階のもとに み寄る程 源氏物語 竹河 足で探って魚介などをとる 。さる寺の蓮池にて …月夜に泥鰌を 咄本 きのふはけふの物語 割合を決める 。年貢少しづつ出し ,残はその地主知行に みてとる 甲陽軍鑑 品四七 履物を履く 。クツヲ 日葡辞書 可能 ふめる 慣用 お百度を 前車の轍 てつ 踏鞴 たたら どじを 虎の尾を 薄氷を 表記 ふむ 踏む は “足で押さえる 。推測する ”の意 。「足を踏まれる 」「ペダルを踏む 」「原価は一万円と踏む 」「履む 」は “ある過程を経る 。経験する 。手本にならって行う ”の意 。「初舞台を履む 」「場数を履む 」「薄氷を履む思い 」「手続を履む 」

〈句項目 〉 踏んだり蹴ったり