Sanseido Dictionary
輝く
かがや く 3 【輝く ・耀 く ・赫 く 】(動 カ 五 [四 ])〔近世初期まで 「かかやく 」〕① それ自体が強い光を出したり ,他から強い光を受けたりして ,まぶしい光をはなつ 。「ギラギラ ―く真夏の太陽 」「ロビーにはシャンデリアが ―いている 」「夕日に ―く海 」② 生き生きとした様子 態度をみなぎらせる 。「生徒たちの目は ―いていた 」「彼女の顔は喜びに ―いた 」③ 名誉 名声などを得て光っているようにみえる 。「優勝の栄誉に ―く 」「総理大臣賞に ―く発明 」④ 強い光のため目がちかちかする 。「目も ―き惑ひ給ふ 」〈源氏物語 鈴虫 〉⑤ 恥ずかしがる 。てれる 。「女 ,扇を以て顔にさしかくして ―くを 」〈今昔物語集 27 〉〔動詞の 「輝く 」は強い光が連続的に出る場合をいう 。これに対して 「煌 (きら )めく 」は一定の明るさではなく ,強弱の変化を細かく繰り返す (きらきらする )ような光り方で ,明るさも 「輝く 」よりは弱い場合をいう 〕