近松半二
ちかまつ はんじ 【近松半二 】[1725 〜1783 ]江戸中期の浄瑠璃作者 。大坂の人 。本名 ,穂積成章 。以貫 (これつら )の子 。二世竹田出雲に師事 。雄大な構想 ,複雑な趣向を好み ,歌舞伎的な手法を多用 。竹本座の立作者として衰退期の浄瑠璃界の最後を飾った 。作 「奥州安達原 」「本朝廿四孝 」「妹背山婦女庭訓 (いもせやまおんなていきん )」など 。