釣狐
つりぎつね 【釣狐 】① 狂言の一 。古狐が猟師の家へ伯父の白蔵主 (はくぞうす )に化けて出向き ,狐を捕ることを思いとどまるようさとすが ,その帰り道に ,わなの餌の誘惑に負けて正体を現してしまう 。吼噦 (こんかい )。② 歌舞伎舞踊の一 。長唄 。河竹黙阿弥作詞 。同名の狂言から取材し ,舞踊化したもの 。新歌舞伎十八番の一 。