開権顕実
かいごんけんじつ 【開権顕実 】天台宗でいう法華経の趣旨で ,権は方便 ,実は真実のこと 。方便を開除して真実を顕示する ,の意 。従来の諸経は方便にすぎず ,法華経に至って初めて真実があきらかにされたとする 。開顕 。開会 (かいえ )。 →開三顕一 →開迹顕本 (かいしやくけんぽん )