開迹顕本
かいしゃくけんぽん 【開 迹 顕本 】〔「迹 」は垂迹 ,「本 」は本地 (ほんじ )のこと 〕天台宗で説く法華経後半の趣旨 。釈尊がこの世に現れて成仏したのは方便としての仮の姿であり ,真実は永遠の昔からずっと仏であることをあきらかにする 。開近顕遠 (かいごんけんおん )。 →開権顕実 (かいごんけんじつ ) →開三顕一 (かいさんけんいち )