阿仏尼
あぶつに 【阿仏尼 】[?〜1283 ]鎌倉中期の女流歌人 。平度繁 (のりしげ )の養女 。出家して ,嵯峨禅尼 北林禅尼とも称す 。安嘉門院に仕え安嘉門院四条と呼ばれ ,のち ,藤原為家の側室となり ,冷泉為相 為守を産む 。六十余歳で没 。著 「十六夜日記 (いざよいにつき )」「うたたね 」「夜の鶴 」など 。