難波津
なにわ づ なには ―【難波津 】① 古く ,難波江にあった港 。瀬戸内海航路の拠点 。「―を今日こそみつの浦ごとにこれやこの世をうみわたる舟 」〈後撰和歌集 雑三 〉② 「難波津の歌 」の略 。「まだ ―をだにはかばかしう続け侍らざめれば 」〈源氏物語 若紫 〉③ 和歌の道 。難波津の道 。