鬼瓦
おにがわら ―がはら 3 【鬼瓦 】① 棟の端 (はな )に取り付ける飾りの瓦 。奈良時代には一般に蓮華文が用いられたが ,八世紀以降獣面 鬼面へと変化した 。今日では鬼面以外のさまざまの意匠も用いられる 。② いかつくてこわい顔 。
おにがわら ―がはら 【鬼瓦 】狂言の一 。帰国する大名が因幡 (いなば )堂へ参詣 (さんけい )し ,お堂の鬼瓦を見て国に残してきた妻を思い出して泣くが ,太郎冠者が慰めてふたりで笑い合う 。