鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥
鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥 (ほととぎす )機が熟するまで辛抱強く待っていよう ,という意 。随筆 「甲子 (かつし )夜話 」に徳川家康の言葉として見える 。織田信長が 「鳴かぬなら殺してしまえ時鳥 」,豊臣秀吉が 「鳴かぬなら鳴かしてみしょう時鳥 」といったのを受けた句で ,信長の強引さ ,秀吉の積極性に対して ,家康の忍耐強さを表現した句 。