鹿の子餅
かのこ もち 3 【鹿の子餅 】① 餅菓子の一 。餅や求肥 (ぎゆうひ )を餡 (あん )で包んでまるめ ,そのまわりに蜜漬けにした小豆や隠元をまだらにつけたもの 。② 書名 (別項参照 )。
かのこもち 【鹿の子餅 】咄本 。木室卯雲 (きむろぼううん )作 。1772年刊 。小本の書形の最初の咄本 。簡潔な文体で軽妙洒脱な内容が好評を得 ,安永期 (1772 〜1781 )の小咄全盛を導いた 。