うず
うず (助動 )活用 ○ うず うず (うずる ) うず (うずる ) うずれ ○ 〔推量の助動詞 「むず 」の転 。中世後期以降の語 〕動詞 助動詞の未然形に付く 。① 意志 決意を表す 。…しよう 。「そちの宗体 (しゆうてい )が有難くば弟子になら うず 」〈狂言 宗論 〉② 話し手の推量や想像を表す 。…だろう 。「悪イ者ニ遠ザカラズンバ ,必ズソノ名モ ,ソノ徳モ亡ベ ウズ 」〈天草本伊曽保物語 〉③ 相手に対する勧誘や婉曲 (えんきよく )な命令を表す 。「いそひでまいらせられ うずる 」〈狂言 鈍根草 〉④ 当然 適当の意を表す 。…のはずだ 。…して当然だ 。…のがよい 。「公方事をこそ本にせ うずる に食を思うはあさましいぞ 」〈毛詩抄 1 〉⑤ (連体形を用いて )未来のこと ,仮想されることを婉曲に述べる 。「我コノ難義ヲ遁レサセラレ ウズル 事ヲ教エマラショウズ 」〈天草本伊曽保物語 〉
うず 【渦 】〖風 水などの 〗a swirl ; 【勢いよく回る 】a whirl ; 【小さい 】an eddy ; 〖水流の 〗a whirlpool ; 〖大渦巻き 〗⦅書 ⦆a maelstrom .▸ 煙の渦 a whirl [a swirl ] of smoke .▸ 渦を巻く swirl [whirl ] (around ).▸ 興奮の渦を巻き起こす arouse a wild excitement .▸ 争いの渦に巻き込まれる be drawn into a whirlpool of dispute .