三角関数
さんかく かんすう ―くわん ― 5 【三角関数 】直角三角形の直角でない角の一つを θ とすると ,三辺相互の比の値は θ により定まる 。これを角 θ の三角比といい ,sin θ =BC /AB cos θ =AC /AB tan θ =BC /AC cot θ =AC /BC sec θ =AB /AC cosec θ =AB /BC と表し ,それぞれ θ の正弦 (サイン ),余弦 (コサイン ),正接 (タンジェント ),余接 (コタンジェント ),正割 (セカント ),余割 (コセカント )という 。これらを角 θ の関数とみたとき ,三角関数という 。三角関数の概念は ,θ が一般角の場合にも拡張される 。すなわち , x y 座標において ,点 P ( x, y )と原点 O との距離を r ,半直線 OP (動径 )と x 軸がなす角を θ とし ,半直線 OP が回転するとき , x , y , r の比は θ の関数となる 。円関数 。