こそこそ
こそこそ 1 (副 )スル ① 人に知られないように内密にするさま 。そっと 。「―(と )逃げ出す 」「―(と )相談する 」② 静かに音のするさま 。「谷より岸のうへざまに ―と登りぬ 」〈宇治拾遺物語 6 〉③ くすぐるさまを表す語 。こちょこちょ 。「ちとこそぐりませう 。―」〈狂言 子盗人 虎寛本 〉
こそこそ三里
こそこそ さんり 5 【こそこそ三里 】内証話が漏れて遠くまで達すること 。秘密の漏れやすいこと 。ささやき千里 。
こそこそ泥棒
こそこそ どろぼう ―ばう 5 【こそこそ泥棒 】こそこそと人のすきをうかがってわずかなものを盗む泥棒 。こそどろ 。
こそこそ話
こそこそ ばなし 5 【こそこそ話 】小声で内密に話す話 。ひそひそ話 。
こそこそ宿
こそこそ やど 【こそこそ宿 】男女が人目を避けて内密に忍びあう宿 。あいまい宿 。「―の情け事 」〈浄瑠璃 雪女五枚羽子板 〉
こそこそ 【ひそかに 】secretly ; 【人目を忍んで 】stealthily /stélθili /; 【人の陰で 】behind 〘his 〙 back .▸ こそこそささやく whisper .▸ こそこそ (部屋から )出て行く steal [sneak ] out (of the room ).▸ 彼はこそこそ何かやっている He is doing something secretly [behind our back ].